あの日、あの時、あのクルマ

ちょっと前までまちなかで見かけたあのクルマ。そういえば最近見なくなったあのクルマ。ヒトとクルマの織り成す、日常の風景を記録していきます。

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ベントレー,コンチネンタルGTC@東京芝浦

この上なく贅を尽くしたクルマ、ベントレーコンチネンタルGTC。 純白のボディに藍色の幌姿は日本の風景には不釣合いである。 にも関わらずこの個体を取り上げた理由。 それは、背後の「ゆで太郎」の存在である。 ボクはよく知らないが、おそらく「ゆで太郎」…

スバル,サンバートライ@栃木龍王峡

雪に埋もれたスバル・サンバートライ。 トライというグレードは1982年登場の4代目のこと。 サンバーバンの中でも乗用車ライクな仕様をトライと呼んでいた。 この個体は外装も茶色いが、トライは内装も茶色くて、 軽バンのくせに(と言ったら失礼だろうか)、 …

ホンダ,フィット@東京恵比寿

車高ギリギリの駐車場に収まったホンダ・フィット。 センタータンクレイアウト(ガスタンクを座席下に配置)によって、 小型車の室内空間に革命を起こしてきたフィットの初代がこのクルマです。 なんだか、狭っ苦しそうですが、見方を変えれば、 このフィット…

ニッサン,GTR@東京八重洲

ビルに囲まれた都心にニッサンGTRの姿。 どこか未来的で眩しいスタイリングは八重洲のビル群の中でも輝いて見える。 一方、 しゃんとした姿態は直線的で安定感のある寺院の前でも馴染んでいるようだ。 あらゆる意味で和製スーパーカーの名をほしいままにした…

ニッサン,マーチ@栃木足利

渡良瀬川を跨ぐ重厚な鉄橋、中橋。 かの有名な渡良瀬橋はもう一つ上流にある。 中橋の完成は1935年。 当時はクルマの往来を考慮するわけもなく、 幅員は11mと狭小である。 撮影時、橋にはマーチをはじめとする小型車を見かけた。 この幅の橋にはちょうどよい…

トヨタ,カローラ@北京八達嶺

当ブログ初の海外ネタです。 これは八達嶺という北京郊外の万里の長城の近くで撮影したもの。 ご覧の通り、ナンバープレートが無いクルマが一台。 この状態で走行すると、日本では明らかにご法度ですが、 中国では新車購入後にナンバー取りつけずそのまま乗…

ミニ,ミニクーパー@博多住吉

新緑生い茂る、住吉神社に一台のミニクーパー。 深緑のボディカラーがなじみ、神社の境内に溶け込んでいる。 さすがにここにパステルカラーがいては可笑しいが、 このミニも紅葉の季節にはここにいられないと思う。 クルマを選ぶ際にはTPOに加えS(=season)も…

ニッサン,キューブ@新潟万代

「キューブ・イン・マイルーム」 このキューブが世に出た頃からだろうか。 カーデザインが雑貨っぽくなったのは。 “雑貨っぽい”というのは決して安っぽい、プラスチッキー等の マイナスイメージではなく、 居心地が良い等のプラスのイメージで捉えていただき…

ホンダ,シティ@前橋大手町

頭から突っ込んでいるのはホンダ・シティ。 トールボーイだった初代から打って変わって平たい台形スタイルの2代目。 最近のクルマは皆揃って背が高いため、その低さが一際目立つ。 向こうから突進してきても、手を着いて跳び箱のように越えられそうだ。 全高…

ランチア,デルタ@四条烏丸

京町家にひっそり佇むのはランチア・デルタ・インテグラーレ。 間口の狭い京町家に幅広のデルタは不釣合いかも知れない。 しかし水平を基調としたデルタのスタイリングが、 直線的な町家の開口と見事に融合し、首尾よく調和しているのである。 ここにいる限…

トヨタ,センチュリー@東京日本橋

日本の道路原標が設置される東京日本橋。 そこに、タクシーの原形とも呼べる人力車が停まっていた。 引き手はスーツ姿の男性と会話を交わしている。 「人形町へはどうやって行きますか?」 「日本橋渡って右、小舟町を左方向にすぐでっせ」 そんな会話が聞こ…