あの日、あの時、あのクルマ

ちょっと前までまちなかで見かけたあのクルマ。そういえば最近見なくなったあのクルマ。ヒトとクルマの織り成す、日常の風景を記録していきます。

トヨタ,センチュリー@東京日本橋

 

日本の道路原標が設置される東京日本橋

そこに、タクシーの原形とも呼べる人力車が停まっていた。

引き手はスーツ姿の男性と会話を交わしている。

人形町へはどうやって行きますか?」

日本橋渡って右、小舟町を左方向にすぐでっせ」

そんな会話が聞こえてきそうである。

そこへ通りかかったのは、トヨタセンチュリー。

日本最高級のショーファードリブンカーである。

レクサスやメルセデスなど国内外の高級車はモデルチェンジを重ね、

内も外も最新であることを誇りとしているのに対し、

センチュリーは40年以上不変のスタイルを貫き通している。

日本の道路の原点に日本車の原点と言うべき2台が居合わせたのは、

単なる偶然ではないと思う。

この場所にはこのクルマが必要なんだろう。

このブログではボクの撮影した写真を元にクルマの紹介を行い、

人(特に日本人)とクルマの関係性について考えることを目的としたい。